ツール01

モル質量計算ツール

化学式、イオン、身近な物質の名前を入力すると、モル質量(グラム毎モル)と各元素の質量百分率を表示します。括弧、水和物、電荷、小文字の入力にも対応しています。

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モル質量と組成百分率

入れ子になった括弧、水和物のドット、イオン電荷をすべて解析できます。Ca(OH)2、CuSO4·5H2O、Fe2(SO4)3を試してください。

計算例

硫酸 H2SO4

各元素の原子量に原子の数を掛け、その積を足し合わせます。

  1. H 2 × 1.008 = 2.016
  2. S 1 × 32.06 = 32.06
  3. O 4 × 15.999 = 63.996

M(H2SO4) = 98.072 g/mol ≈ 98.07 g/mol

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水酸化カルシウム Ca(OH)2

括弧の後ろの 2 は括弧内のすべてを 2 倍にします。酸素原子 2 個と水素原子 2 個です。

  1. Ca 1 × 40.078 = 40.078
  2. O 2 × 15.999 = 31.998
  3. H 2 × 1.008 = 2.016

M(Ca(OH)2) = 74.092 g/mol ≈ 74.09 g/mol

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胆礬 CuSO4·5H2O

水和物では水も数えます。5 個の H₂O が CuSO₄ に水素原子 10 個と酸素原子 5 個を加えます。

  1. Cu 1 × 63.546 = 63.546
  2. S 1 × 32.06 = 32.06
  3. O 9 × 15.999 = 143.991
  4. H 10 × 1.008 = 10.08

M(CuSO4·5H2O) = 249.677 g/mol ≈ 249.68 g/mol

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しくみ

モル質量はどのように計算されますか?

化学式中の各元素は、その元素の標準原子量に出現する原子数を掛けた値に寄与します。これらの原子量は、各元素の天然同位体の混合比に基づく平均値です。そのため、整数になることはほとんどありません。塩素が35.45なのは、天然の塩素のおよそ4分の3がCl-35で、4分の1がCl-37だからです。組成百分率は、各元素の総寄与を全体で割った値です。

入力できるもの

化学式は手で書くとおりに入力できます。括弧は入れ子にでき、点または · で水和物の各部分をつなぎ(CuSO4·5H2O)、先頭の数字は化学式全体を何倍かにします(2H2O)。nacl のような小文字の入力は正しい元素記号として読み直し、co(CO または Co)のように読み方が 2 通りある場合は両方を表示します。食塩や重曹など、約 70 種類の身近な物質名がこのサイトのすべての言語で使えます。

水和物の係数には小数や分数も使えるので、CaSO4·0.5H2O、CaSO4·0,5H2O、CaSO4·1/2H2O のどれでも入力できます。入力は 200 文字までです。

電荷の読み方

電荷は ^ の後ろ(SO4^2-)、上付き文字(SO₄²⁻)、角括弧の後ろ([SO4]2-)、または化学式の直後に書けます。印のない電荷は化学者の書き方どおりに読みます。符号の前に数字が 2 桁あれば最後の 1 桁が電荷(SO42- は硫酸イオン、2−)、元素 1 つの後に数字と符号が続けばその電荷をもつイオン(Fe3+)、それ以外では数字は化学式の一部です(NH4+ はアンモニウムイオン、1+)。結果には入力をどう読んだかが必ず表示されます。

数字の前に符号を書いても同じ電荷になります。Fe+3 は Fe³⁺、SO4-2 は SO₄²⁻ です。下付きの 1 は書かないので、C6H12+ の 12 は下付き数字のままで、電荷は 1+ です。原子がもつ電子の数より大きい正電荷はエラーとして表示します。

制限事項

  • 各元素の天然同位体の平均である標準原子量を使うため、単一の同位体や同位体標識化合物の質量は求められません。
  • リチウム、ホウ素、硫黄など一部の標準原子量は天然試料によってばらつくため、表示される最後の桁がどの試料にも意味をもつとは限りません。
  • イオンが得たり失ったりした電子の質量は含めません。電子 1 個あたり約 0.00055 g/mol です。
  • 認識できる物質名は約 70 種類です。それ以外は化学式を入力してください。